●正月事始め、煤払い、松迎え
年神様を迎える準備を始める。むかしはこの日に、門松やお雑煮を炊くための薪等、お正月に必要な木を山へ取りに行った。江戸時代中期まで使われていた宣明暦では、旧暦の12月13日の二十八宿は必ず「鬼」になっており、鬼の日は婚礼以外は全てのことに吉とされているので、正月の年神様を向かえるのに良いとして、この日が選ばれた。その後の暦では日附と二十八宿とは一致しなくなったが、正月事始めの日附は12月13日のままとなった。
●ビタミンの日
『ビタミンの日』制定委員会が2000(平成12)年9月に制定。1910(明治43)年、鈴木梅太郎博士が、米糠から抽出した脚気を予防する成分に「オリザニン」と命名したことを東京化学会で発表した。オリザニンは後に、この1年後に発見されたビタミンB1と同じ物質であることが判明した。
●双子の日
1874(明治7)年、「双子の場合は、先に産まれた方を兄・姉とする」という太政官布告が出された。それまでは、後に産まれた子を兄・姉とする地方もあった。