●芒種(ぼうしゅ)
芒種(ぼうしゅ)は二十四節気のひとつ。毎年6月6日ごろ。また、この日から夏至までの期間も芒種という。芒(のぎ=稲や麦などの穀物の種子にあるとげのような毛)を持つ植物の種をまく頃の意味。『暦便覧』には「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり」とある。現在では種を蒔くのは芒種よりも早い。麦の収穫と田植えが始まる。西日本では梅雨入り(入梅)が間近となる。
●環境の日、世界環境デー(World Environment Day)
1972(昭和47)年12月15日の国連総会で制定。国際デーの一つ。1972(昭和47)年、ストックホルムで開催された国連人間環境会議で「人間環境宣言」が採択され、国連環境計画(UNEP)が誕生した。国連では、日本の提案によってこの日を「世界環境デー」と定め、日本では1993(平成5)年に「環境基本法」で「環境の日」と定められた。事業者及び国民の間に広く環境の保全についての関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意識を高める日。世界各国でもこの日に環境保全の重要性を認識し、行動の契機とするため様々な行事が行われている。
●熱気球記念日
1783年、フランスで世界初の熱気球の実験に成功した。製紙業を営むモンゴルフィエ兄弟らが、紙で内張りした亜麻製の大きな風船に煙を詰めて口を堅く縛り、空に放した。風船は1800mほど上昇し、約2.4km離れた隣村まで飛んで行った。